Research Topics: NLP Applications for Japanese CALL
日本語教育における自然言語処理応用
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言語表現の用法上の規則性を記述し,
自然言語文の正用と誤用を明確に区別するという問題は,
自然言語処理や語学教育など言語に関する研究分野において,
最も基本的で重要な課題の一つである.
日本語学習における文法習得に焦点を当て,
日本語文法習得において重要な役割を持つ機能表現の正用と誤用を
いかにして区別するかという問題について研究を行う.
さら,日本語機能表現の正用と誤用の違いの規則性を利用して,
接続・修飾・文末などの機能表現の練習問題を,
日本語コーパスから半自動的に生成する方法について研究を行う.
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"コーパスおよび機能表現の分類体系を利用した日本語機能表現学習教材作成支援"
- 黒川 和也,宇津呂 武仁.
- 言語処理学会第8回年次大会論文集, 言語処理学会, pp.431-434, March 2002.
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"大規模コーパスを用いた日本語機能表現呼応可能性規則の作成
および日本語学習支援での利用",
- 黒川和也, 宇津呂武仁.
- 電子情報通信学会技術研究報告, TL2002-33〜41, pp.19-24, December 2002.
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"日本語機能表現呼応可能性規則の作成および機能表現練習問題作成支援における評価"
- 黒川 和也,宇津呂 武仁.
- 言語処理学会第9回年次大会論文集, 言語処理学会, pp.125-128, March 2003.
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Written by
Takehito Utsuro