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複合語表現のリスト

複合語表現の言い換えを計算機上で実現するためには、
まず、 複合語表現の網羅的なリストが必要です。

複合語表現は、その機能により 大きく次の2種類に分類することができます。

慣用句内容語(名詞、動詞など)に相当するもの
例) 「手に入れる」、「顔を立てる」、「赤の他人」
機能表現
(複合辞)
機能語(助詞、助動詞など)に相当するもの
例) 「にもかかわらず」、「について」、「からには」

われわれは、 機能表現に対して、 上記の網羅的リスト作成の基礎となる分類体系
(下図に示す機能分類、および意味・形態にもとづく分類)を提案し、
この分類体系に基づいて助詞型機能表現の辞書(エントリ数:326)を作成しました [1]

機能表現の機能分類

現在は、 助動詞型機能表現、接続詞型機能表現、および慣用句についても分類を進め、
網羅的なリストを得ることを目指しています。


  1. 入力文中から複合語表現を検出するシステム
  2. 目的に合わせて複合語表現を言い換えるシステム


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